TAKA blog

印刷業界の仕事や会社の愚痴ブログ

起こってしまった印刷事故

12月も中旬になる頃でようやく年末らしい忙しさになってまいりました・・遅い遅すぎる・・・まったく毎日厳しい話ばかり聞くウチの会社・・・利益の少ない時こそ起してはいけない印刷事故・・・しかし起こってしまいました・

 

とある週明けの平和な日々・・・一人のクライアントがある印刷物を持って来社。

 

いつも頼んでいる定期の報告誌なんだがね・・データは1月号で入稿したはずなんだが表紙が12月号であがってきているぞ!!

 

マジか!!!ぎゃーー!!中身は1月号であってるが表紙が12月号!!本としてありえねーーーやべーー現場はみんな顔面蒼白状態でした・・・

 

ととととにかく何処の段階でこの事故が起こったかの追求からはじまります。

 

この手の事故は大体私の所属しているDTPの部署で起こる確率が高いです!

 

その理由は先月作業した12月号のデータが保存してあり、1月号の作業中になにかしらのミスで12月号の表紙データをひっぱってきてしまって12月号の表紙を使用してしまったケース。

 

でも下版前に簡易印刷物で検版は2重にチェックしているので表紙みたいな一番目立つ部分を確認漏れするのはあまり考えにくい・・・

 

DTPの後工程に渡す最終印刷データもちゃんと1月号の表紙を確認・・・・

 

ここまで判明した時点でウチの課の課長は心なしかホッとしていた・・・

 

DTPの次の段階でデータから印刷用の版(PS版といいます)を作成している課に自分が連絡、あちらの課もマジか!!的な反応をして版に焼き付ける寸前のデータを確認してもらった所・・・

 

ああああ・・・こちらの段階で先月号の表紙にすり替わってしまってます・・・

 

との連絡・・・原因はそこでか!!!、とりあえずなんで表紙だけ前回のデータになっていると聞いた所、担当者は少し焦り気味で「多分前回のデータが残っているのに気が付かず1月号の表紙を貼っているつもりで進めてしまいました」と返答・・・

 

うーむ、新しいデータをちゃんと使わなかったのが一番の原因なんだが、そちらに前回のデータが転がっているのもちょっとまずいかもしれないと思った・・・

 

データ保管は基本ウチのDTP課がしており、別部署で同じ様なデータを保管されると今後混乱を生む可能性がある・・・

 

今回みたいに最後に渡したデータが似たような絵柄の違うデータになってました!!とかまずいっしょ!

 

当然再印刷になり、ウチの会社はこの案件に関して赤字になるだろう・・

 

はあ・・明日からまた会議や連絡事項がふえる・・・

 

会議会議が物の解決になるわけではないけど、事故を再発させない為や事故を起こした後輩の指導についてもなにもしないわけにはいかない・・・・

 

以上!!印刷事故で社員が顔面蒼白した話でした!